2011-01-01から1年間の記事一覧
『サンタクロースがすねちゃった』 アーヒム ブレーガー 著 ウテ クラウゼ 絵 若林 ひとみ 訳 佑学社 1986年 あらすじと感想 “サンタクロースはいない”という記事が新聞に載り、そのニュースは町中にひろがります。クリスマスを楽しみしていた子どもたちもが…
『アルフィとくらやみ』 エロール・ル・カイン 絵 サリー・マイルズ 文 ジルベルトの会 訳 評論社 2004年刊 あらすじと感想真夜中に目を覚ましたアルフィは暗闇のなか。もし、明かりをつけたらこの暗闇はどこへ行ってしまうのだろう? そんな疑問を持ったア…
『なんでも見える鏡』 フィツォフスキ再話 内田莉沙子 訳 スズキコージ 画 福音館書店 1989年刊 あらすじと感想貧乏なジプシーが旅に出ます。旅の途中、川岸で大きな銀色の魚をひろい、食べようとしますが、その魚に殺さないで川に返して欲しいといわれます…
『トロールとばけものどり』イングリ・ドーレア エドガー・ドーレア 作いつじあけみ 訳福音館書店 2000年刊 あらすじと感想森のおくへ薪をとりにいった4人の兄妹、そこで出会ってしまったのは、ものすごく大きなとりでした。それは山に住むトロールが飼って…
『ずどんといっぱつ すていぬシンプ だいかつやく』 ジョン・バーニンガム作 わたなべ しげお 訳 童話館 1995年刊 対象年齢 5歳~ あらすじと感想 容姿が悪いため飼い主にすてられたメス犬のシンプ。町をさまよい、ねずみに邪魔者あつかいされ、のらネコに追…
『おばけやしきへ ようこそ!』 ストリード 作 エリクソン 絵 オスターグレン晴子 訳 偕成社 1996年刊(初版) あらすじと感想 森のおくにある、城のように大きなおばけやしき。そこでは魔女やゆうれい、おどろおどろしい地霊トロルたちが暮らしています。そ…
『うしかたと山んば』坪田譲治 作 村上 豊 絵ほるぷ出版 1986年初版 あらすじ うしかたが、あるとき塩鯖(さば)をたくさん牛の背に積んで山の峠を越えようとしていると、山んばにであってしまいます。「うしかた、うしかた。さばをいっぴきくれい」と山んば…
『ノアのはこぶね』 ゲトルート・フッセネガー 著 松居 友 訳 アネゲルト・フックスフーバー 絵 女子パウロ会 1984年刊 あらすじと感想みなさん、ご存じの旧約聖書のなかの物語です。人々の行いや心持ちがあまりにも悪く、それに怒った神が大洪水を起こそう…
『100まんびきのねこ』 ワンダ・ガアグ 作 いしい ももこ 訳 福音館書店 1961年初版 あらすじと感想 きれいな家で仲良く暮らす老夫婦。でも、ふたりだけではとてもさみしいのです。おばあさんは、おじいさんにかわいいネコを連れてきてほしいと頼みます。お…
『めっきらもっきら どおんどん』長谷川摂子 作 ふりや なな 画福音館書店 1990年刊 あらすじと感想ある日、かんたは遊びともだちが見つからなくて、しゃくになり、大声でめちゃくちゃなうたをうたう。「ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ めっきら…
『ロバのシルベスターとまほうのこいし』ウィリアム・スタイグ 作 せた ていじ 訳評論社 1975年刊(初版) あらすじと感想 ある日、シルベスターは赤いきれいな小石をみつけます。じつはこれなんでものぞみを叶えてくれるまほうの小石だったのです。お天気を…
『ちいさなヒッポ』 マーシャ・ブラウン 作 うちだ りさこ 訳 偕成社 1984年刊 あらすじと感想 おかあさんといつもいっしょのヒッポ。ちいさなヒッポにも言葉をおぼえなければならない時がきます。ヒッポは、シマウマや仲間のカバ、水牛に話しかけながら言葉…